金毘羅さん
縁あって四国の金毘羅さんへ毎年9月に参拝しています。祈祷してもらって御札をいただきます。
私はこの6月まで体調を崩しやすく、金毘羅さんへ行けませんでしたが、今年やっと行けました。
なんと奥の院まで参拝しました。
本殿まで595段。
ここで祈祷していただきます。
ちょうどお昼時に来てしまい、冷房の効いた大広間の待合所で30分ほどゆっくりして、それまでの疲れを取りました。私は良かったけれど、夫は逆に奥の院へ向かう時に疲れたそうです。
御祈祷にはもう1組、造船業の社長夫妻。
5枚は御札をずらりと並べて祈祷してもらっていました。
海運企業の方が多い神社ですので、私達の方が場違いですね。
実は、息子はドライブの途中で瀕死の黒揚羽蝶を保護し、ブドウ糖を与えながら連れてきていました。神前には死を連れては行けないので、少しドキドキしながら蝶の生死を確認しつつ、一緒に御祈祷。奥の院で放してあげようと言っていました。
奥の院は、神気が強いと聞いていて、金毘羅さんの黄色いお守りを捧げてお参りすると、幸運のお守り度がアップするとか。
本物の神様がいらっしゃるなら、黒揚羽蝶も安心して天にいけるかもとの流れです。
奥の院までの階段数は1368段です!
登りました。
途中から、蝶々が着いてきていました。
蝶々は神様の使者らしいので、歓迎されているのかな?と言っていました。途中の休憩所で座っているとカラスがアーアーアーと何度も鳴きます。息子に「烏天狗だよ」と言うと「本当?ねぇ本当?」と何度も聞いてきてまだまだ子供だなと(笑)前日に10歳になりました。
奥の院は厳魂神社、天狗様のお守りがいただけるのです。天狗様と関係のある神社で、海と山のどちらもバランス良くお祭りされているのですね。
天狗様のお守りと黄色い金毘羅さんのお守りを捧げて参拝して、神気をお守りに入れていただきました。
奥の院の帰りにはカラスも鳴かず、蝶々が白峰神社まで着いてきました。
そして白峰神社で御朱印をいただいている間、数匹の黒揚羽蝶が飛んでいました。
「神様にお願いした黒揚羽蝶が元気になったのかもね」と息子に言うと感激していたのでした。
帰りは、金毘羅さん中腹にあるカフェレストラン神椿へ。以前、車で行こうとして遭難しかかりました…(半分冗談ですが)でも駐車場に車が数台停まっていたので行けるはず。次回挑戦しようと夫と言いました。
私は疲れを癒すため…神椿特製のパフェを。
香川の伝統菓子「おいり」が好きで、可愛くて見てるだけで癒されます。中は空洞でパサッと割れて儚げに消えていきますが、甘くて美味しい。
身体が冷えたのでホットカフェオレを追加。
このカップ、飲み口がいいなぁと思っていたら「ノリタケだね」と夫。バックスタンプが夫から見えたようです。
カジュアルなセルフサービス制だけど、ノリタケを使っているなんて…
このキャラクターが出てきて癒されたので欲しいなぁと、でも販売はされていませんでした…残念。
このキャラクターは、金毘羅さんの宮司さんが描いたものらしい。なんとなく下手ウマで可愛いですね!
神椿は資生堂パーラーがプロデュースしていて、クッキーなどお土産で買えました。地下は本格的なレストランで、予約でランチやディナーもできるそうで、車で行けるようになったら予約したいと思います。金毘羅さんスタイルでレストランはちょっとね…
帰り道は早いです。
が、膝に負担が掛かるし、高齢者は登りより危険ですね。
息子は街道のお土産物が見たくて一目散に駆け下ります。神椿で大きなカキ氷を食べた後、元気回復したようです。
で、お約束の暗雲が…
実は土砂降りになりました。
ちょうど、車を停めていたお土産物屋さんの前でMAXに。間一髪セーフでした。
息子に雨は憑き物…でも、歓迎されていたから雨に降られず参拝できたのかな?
アメダスでチェックすると金比羅山上空だけ真っ赤に渦巻いてました…
上の画像が帰りの車の中から撮った金比羅山です。
慈雨だったと思えた大雨でした。
また来年。
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