output


月一回の粗大ゴミの日を心待ちにしている私。
物に溢れた家の中を整えるには、断捨離しか方法はないなと痛感します。

毎日、悩み抜いてoutputします。
自分の物なら簡単にoutputできますが、他人の物だと踏ん切りがつくまでかなりの時間を要します。
そんな自分以外の片付けに追われています。



実家の台所、同居時はお客気分で母のキッチンを借りるつもりで気楽に使っていましたが、今回は自分のキッチンとして使うので、かえって収納や使い勝手に迷いがでました。

現在のキッチンは、マンションからおおかた持ってきた物を整理しつつ、空いている所に仮置き。戸棚にまだ母の物が多く残っていて、その所在は行先未定。
キッチンを少し手直ししたかったけど、カウンターの一部分の取り外しや、シンクさえも交換できないらしく食器棚まで含めの総取っ替えになるとか…ドイツから取り寄せた立派なキッチンは、日本の規格に合わないからだとか。
とりあえず現状維持で、息子の受験が終わってから考えることに。
でも、家事室の建て付け家具を2ヶ所を撤去してもらって、冷蔵庫やパントリーなど収納部分はテコ入れする事になりました。
それも片付けと処分がある程度の終わりが見えないと無理ですが…頑張ろう。




片付け魔の私ですが実はずぼら、プロに倣って身近な対象者に助言できれば…との気持ちで片付け本を手に取ります。(将来的な自分以外の荷物が少しでも減るように!)
だけど、どれも正解とは思えず棚に戻します…

何が片付けられない方向へと行くのか…
周囲に片付けられない人が多いので、他人事ながら考えざる得ません。それは私の生活にも関わってくるからです。


片付けられない人は、真面目で手抜きができない人が多いなという印象です。
要領よりも、手抜きは良くないと思うようです。
・失敗した買い物にも責任を持ち(捨てない)、
・家族の要求に常に応えられるようストックを心掛け(癖で見かける度に買う)、
・家族がいつか必要になるかもと心配で断捨離の決心もつきません。
そんな生活はやっぱり疲れ果てるので、片付けるより先に息抜きが多くなります。それとも既に制御不能状態で片付けへの思考は停止しているのかもしれません。また優先順位の最後に片付けがくるのではと思います。次第に散らかっていることに目が慣れて、いろいろな言い訳とともに開き直ってしまうようです。



片付ける人のタイプは2種類に分かれます。
・綺麗好きで片付いていて当然の人
・後々を考えると片付けたほうが得策と思う人

後者は、片付いているけど、そう完璧ではありません。自分が楽するための片付けなので、Instagramに出てこない人達だと思います。(でも最近は後者スタンスで素敵な投稿も増えてきました)

散らかってどうにか片付けたい人は、
後者の「普段の生活をしながらもある程度片付いている家」が参考になるのではと思います。

でも、インスタ映えしたり素敵に片付けられる人をつい参考にしたくて本が出ると買うのですが、それはきっと元々は几帳面な性格だから選ぶのではと思うのです。

私は無理かも…と生来ずぼらな性格だからか分不相応を自覚してしまい、そっと本を棚に戻してしまいます。私が片付けられている成功理由は、客観的に動いているからだと思います。




最近、私が気に入っている本は、自分のスタンスに合う本だなと思い、手に取りました。
しかし、生真面目な片付けられない人は、やっぱり手に取らないだろうなと思うのです。
でも、私にとっては久々に参考になる事の多い、蔵書入り本です。早速、真似て実践もしていて、新しい手順にワクワクします。



私は、要領ありきで片付いた家を辛うじて保つ生活なので、褒められると身の縮む思いがします。褒める人の身近な「誰かへの嫌味」も含んでいると、更に居心地が悪いです。
一番、褒められるほどやってないと私自身が知っているからです。他人には分からない手抜きも多く、バックヤードや料理などは散々だったり、時間や体力をお金で解決する事も多々あります。

もしかして見栄っ張りなのかな?と最近はかえりみるのでした。そして、片付ける人側になるのに一番重要な部分かもしれないと、ふと思いました。







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徒然なる暮らしのことを…

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