庭の梅2021
エントランスに紅白の梅の木が一本、
今年は大豊作です。
2年越しで剪定しておらず、梅の木は生い茂り、葉の影になってなかなか黄熟しません…。
実が落ちては拾い集め、熟れたらもいでと、毎日十数個ほど、梅干しやシロップにしています。
梅シロップと梅干し、現在1kgずつくらい漬け、
黄熟待ちの残りは梅干しに。
今年は3kgほどの収穫となりそうです!
毎年これくらい実りがあれば嬉しいのですが…
1kgにもならない年が多いです。
家庭の梅の木は一気に収穫とはいきませんが、
ジップロックを使えば余すことなく漬けられます。
落ちる梅も多いので日に何度も気を付けて拾い集めます。虫とワンコとの争奪戦…気は抜けません。
落ちた衝撃で傷や割れも多く、残念ながら虫喰いなど、使えない梅?と思わず、なんとかしましょう。
まずは割り青梅のシロップ
実が大きくなってくるとポトポトと青い梅が落ちてきます。まだまだ大きくなる途中、落ちた実は勿体無いのでシロップ作りを始めます。
硬い実で、毎日2〜3個程度、洗ってザルに入れて乾かしたら、すぐにシロップ作りです。
どうせ割ってしまうので、虫喰いや傷は、包丁で削いでしまいます。
私は、割る時に石臼を使います。一撃で割れます。
ビニール袋に入れて麺棒で割っても良いです。
割った実をガラス瓶に入れてはシロップを梅が被るまで注ぎます。
メイプルシロップやオリゴ糖、シュガーシロップでもOKです。
今年はメイプルシロップにしました。
去年は使い切ってしまいたいシロップ状の糖類を使いました。オリゴ糖と蜂蜜、スティックシュガーも氷砂糖の代わりに。合わせて使っても大丈夫です。
毎日、割っては瓶に入れ、シロップを注ぎ足します。梅を積み上げていくように。
滲出液が多くなってきたら氷砂糖を数個入れて糖分を底あげします。量は適当ですが…
瓶がいっぱいになったら、1ヶ月ほど冷蔵庫で熟成させます。
少量なので瓶はあまり大きくなく縦長が良いです。
私はWECK(straight340ml)を使いました。
シリコン蓋は液漏れしないのでシロップに最適です。
この梅仕事の本はシンプルで分かりやすいので購入しました。指南書を持たずに今まで作ってきたのですが、昔ながらの著者自身の作り方のみで、私の好みと合っていたからです。糠漬けの本も愛読。
割り梅のシロップも有本葉子さんの作り方は参考になります。忘れてしまったけどきっと何処かで見掛けて作ってるのだと思います。今年のメイプルシロップはこの著書参考です。
本格的に梅シロップ
黄熟の気配が感じられると落ちる実が増えます。
まだまだ青梅なので梅シロップを漬けます。
梅500gくらいが漬けやすいです。
梅500gに満たなければ、もいで足します。
買った氷砂糖は500g入りなので。
毎日揺する作業のため、500gの梅が妥当です。
梅1kgだとプラス氷砂糖が同量で2kgになり、
けっこうな重さです。
1.5ℓの果実酒瓶で500gずつ漬けると手軽です。
真ん中のWECK大瓶は店に出始めの頃に買った梅です。実は梅1kgで漬けています…重いですよ。
赤いキャップは家の梅500gのシロップ漬けです。
3種類の梅シロップの飲み比べが楽しみです。
梅干し
梅干しも、家の梅の木では一気に作るのは難しいですね。日当たりの具合で熟れ方がまちまちだからです。
梅干しは毎年、父母へ献上。
本家を出てなかなか帰ってこられない父母の思い出になればと、少量でも漬けて届けています。
上の小瓶が去年の家で取れた分の梅干し。
15個もない量です。
小さなジップロックで漬けています。
毎日一袋、g数はまちまち。
ジップロックなら数個でも簡単に梅干し作りできます。10個で200gくらいでしょうか。
また、少量ですとキッチンカウンターに出して置けるので、塩を回して空気抜きの作業を忘れる事なく、放置で失敗も防ぎやすくなります。
世間は減塩傾向ですが、昔ながらの塩分濃度18%で漬けるとカビが生えたりの失敗も少ないです。
200gなら塩36g、18%の梅干しです。
250gなら塩45g
500gなら塩90g
実母は低塩漬けをしていますが、カビが生えたとたまに言っているので、減塩梅干しは難しいのだと思います。
そして、瓶や甕(かめ)で漬けているのも管理が難しいのかもしれません。
私は18%漬けでジップロックでしか漬けた事がないので分かりませんが…きっと母の漬け方ですと挫折していたと思います(:^^)私は今のところ失敗無しです。
狭いマンションでもジップロックで手軽に梅干しを漬けていますが、10kg以上漬ける年もあります。
ジップロック漬けのもう一つの利点は、巨大な保存瓶を何本も抱え込まなくても、気が向いた年は大掛かりに漬けられます。ジップロックを一箱買ってくるだけです。
ちなみに私は、天日干しはしません。
一番に大気汚染が理由ですが、
本心は面倒臭いのもあります…
でも美味しくできます。
我が家の梅干し漬けはこれから
まだ我が家の梅干しは漬けていません。
今年は豊作ですから、この機会に多めに漬けようと思っています。
店先は、まだ完熟とは言いがたい梅が多く、もう少し待とうと思いつつ、梅雨が例年通りではないのも気になり、漬け始めようか迷っています。
我が家の梅干しストックはスクエア瓶にぎっちり詰めて省スペースで保管しています。1瓶2kgの梅が入ります。
12kgが目標ストック量です。ただいま3瓶の空きがあり、6kg漬けたいところ…3年不作続きと震災もあってストックが回せていません。
今年は予定量まで戻したく、頑張ろうと思います。
<追記>6月25日
我が家は6kgを漬けました
6kgの梅を買ったら吃驚されたのだけど、作業的なのか値段なのか分かりませんが、ジップロックで漬けたらこの程度です。
我が家は夜干しなどせず、塩漬け完了した後、
市販処理された赤紫蘇と瓶詰めして終了。
奈良産南高梅は6kg/9000円ほど、塩1kg/1000円で出費は一万円也。
右下は、実家の梅を白造りで瓶詰め。
まだ市販の赤紫蘇が売られてなく、7月末頃までこのまま放置。
赤紫蘇は売られてますが、揉み作業が億劫で…
シロップをたまに作っていますが、いまいち上手にできないので今年もチャレンジしています。
もみ紫蘇/6月29日
私は手軽に市販品を使います。
例年は、島根県の高山で収穫される完熟梅を好んで使っていたので、だいたい7月初旬〜中旬の入荷でした。
いつもは自然食品店で購入しますが、今年は梅漬けが6月中旬と早かったので、いつものお店ではまだ入荷無くネットで注文。
私はあまり紫蘇を入れないので、
9kgの梅に700g注文。
諸経費諸々で約3000円。割高ですが、楽さには変えられません…
市販のもみ紫蘇は製品によって塩加減も香りも違うでしょうから、どうでしょう?
もし量が少なくても、白梅干しでも十分美味しいし、紫蘇が入っていない分、シンプルさもいいものです。
なぜ紫蘇は少なめかと言うと、梅湯で使うくらいで消費が進まず残って困るから…
今年の梅干し
梅酢もたくさん取れて、梅干しのストック量も賄えました。手前3瓶は家の梅です。DAISOのガラス瓶を買って詰めました。
梅酢は容れ物を思案中です。
普段使いの容器は通販で購入、まだ届いていません…
これのビネガー用を購入しました。小さなプラ製のボトルを使っていましたが、酸の影響が不安なのと、丸い形状が不安定で使いにくい不満を解消したくて、よく使うものだけに、この際、良い物を買おうと思いました。
角形は手に馴染み使いやすそうかな?と
近所のカフェで見掛けて気に入ってネットで探しました。香水の瓶を作ってる会社の製品らしい。美しいガラス。ルイジ・ボルミオリ。
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