ウール洗い
ウールを自宅で洗濯しない人は多いらしい。
縮みそうという理由が大半です。
私も最初は恐る恐るでしたが、
息子の布オムツカバーがウールでしたので、ウールの勉強をして、オムツカバーを自宅で洗いました。
ウールは必ず水で洗います。
油分が落ちないよう
ウール洗剤で軽く手早く洗います。
洗い過ぎたり回数が重なると油分が落ちるので、撥水度が落ちたかな?と思ったらラノリンと言う羊の油を使ってコートします。
ウールには自浄作用があり、目立つ汚れがない限り、洗うことは無いのです。
ヨーロッパの紳士は、ウールコートを一生洗わない人もいるのだとか。毎日ブラシを掛けて手入れし、襟は揮発剤などで軽く拭き取る程度で十分だそうです。
それくらい、浄化される素材なのです。
ウールだけのコーデ
私もウールは滅多に洗いません。
ウールのカジュアルなショートコートを持っていますが、5年一度もクリーニングに出さず、着用後はブラッシングで手入れしています。襟汚れはストールなどでガードして気を付けています。実は画像のコートはウール80%ポリエステル20%です。安価なコートですが(DOORSで買いました)、今も買った時と同じ状態を保っています。
ずいぶん昔に誰かからの贈物。
小さなブラシですが、フードの細かい部分や、帽子も手軽にブラッシングできます。
FalieroSartiのチェックのストールも10年近く愛用、自宅でのウール洗いで大切にしています。たまに毛玉ができるとハサミで切って…きっと初めの頃よりは薄くなっていると思います。
ウールコートのロングは手入れが大変ですが、ショートは気軽にブラシがけできるのでお勧めです。
ちなみに、ウールはドライクリーニングに出すと良くないようです。調べてみると出すのは躊躇われるかと…
また、息子のおねしょパッドがウール100%フェルト製を使っていましたが、毎度の洗濯をしなくても臭わないので浄化の強力さは実感済みです。フェルトシーツは使用感の自然さや手入れの簡単さ、そして子供におねしょのプレッシャーを与えないのでお勧めです。現在も夏場の寝汗対策に敷いています。大人の寝汗対策にもお薦めです。
ウールの保管
洗わずにしまうウールセーターは虫食いしやすいので、衣更えの時にヒバオイルをティッシュに一滴落としたものを防虫剤にして、IKEAの一番大きなジップ袋に一枚ずつしまいます。万が一の虫食いで他へ被害が出ないように。でもヒバオイルを入れておけば大丈夫です。我が家は防虫剤を使わず、長年、ヒバ油で防虫していますが、虫食いは一度もありません。100ml/3000円くらいです。20ml/1000円が5年は保ったので、かなり経済的だと思います。
ドライクリーニングの服を家で洗う
クリーニングを利用しなくなって20年近くなりますが、最初は家で洗える服しか買いませんでした。でも絹の洗濯をしたくて、いろいろ調べ、プロウォッシュという洗剤に行き着きました。
絹を洗っても、レーヨンを洗っても(絹より難儀です)まったく縮みません!
それからプロウォッシュでなんでも洗え、私の服選びの自由化にもなりました!
勿論ウールも洗っています。TOIVOのルームソックスやウールソックスはプロウォッシュで洗います。
最近気になっている「THE洗濯洗剤」もウールやシルクも洗えるのにエコ洗剤なところが魅力的です。
洗い上がりの満足度が重要ですからプロウォッシュと比較してみようと思っています。
私の洗濯技術はどんどん進化させています。
服の手入れが自宅でできると、とても経済的で、そして安心です。
今度は靴のリペアも自分でやりたい…なんて思っていますが、お店に任せられない時代になったらやっぱり頑張るだろうなと思います!
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