スイカの白いところ
私はスイカがけっこう好きです。
好きな果物10番内(本当は野菜)に入ります。
台湾旅行では毎日2〜3杯のミックスジュースを飲んでいましたが、ベースがスイカでとても美味しい。
日本では味わえないのが残念。
小さい頃は、農業を営んでいた祖父母が自家消費用のスイカを作っていました。私は飽きることなく毎年スイカの出来を楽しみにしていました。
それほどスイカを食べてきたのに、スイカの白い部分は漬け物にするくらいしか使い道が無いと思ってました。他はせいぜいジューサーで搾るくらい?
先日、スイカの白い部分は煮物にすると冬瓜のようで美味しい。冬瓜よりしっかりしてるのでスイカの方が好みです。と言う人がいて、早速、スイカの白い部分を煮物にしてみました。
右の煮物、赤い皮が付いてる物がスイカで、赤の部分はカットした残り。
「美味しいと言ってたけどそうでもない…」もしもの時に、いろいろ取り合わせて炊きました。
お味は、本当に冬瓜のようで、冬瓜よりコクがあって、食感もとろりとしているのに食べ応えがあります!
冬瓜は炊き損じると頼りなくなってしまいますから、わりと炊くのが難しいし、買えば量が多く、結局は今年も冬瓜を食べなかったな〜となりがち。
冬にまで持ち越せるので冬にいただくことが多い冬瓜ですが、夏の冷やした冬瓜の煮物も美味しい。次からは夏はせっせとスイカの白い残りを料理しようと思います。
スイカはグルタチオンが豊富で、特に白い部分あたりに多いそうです。ほとんど水分ですが、西瓜糖という民間療法薬があるくらい、薬効成分が豊富だそうです。
また、種子にも薬効があり、私は毎年、スイカの種子を取っておいて乾燥させて保存、ちょっと身体が停滞してる時に、砕いてお茶にして飲んでます。
中国では実より種子の方が可食部のようで、日本の物より大きな種子で、炒って醤油などで味付けした「瓜子」という袋菓子を見た事があります。
スイカは私しか食べないので丸ごとひとつ買うことはありませんが、煮物なら家族も食べられるので、今年の夏はせっせとスイカを食べようと思います。
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