キッチン案は二転三転
キッチン案はいつもなかなか決まりません。
現在はI型キッチンを使っていますが、改装案はL型から始まり、つい最近になって二型は?と言われ、ふと思いついてコ型のキッチン案を描きました。
ネコ対策からの独立キッチン
ネコはキッチンカウンターに乗り、とんでもない場所に乗るので、やっぱり独立キッチン案が今後のストレスを避けるのに妥当だと住んでて実感しました。
今日は乗れそうにもない場所に置いた布巾入れをベッドにされ…そしてこんな所にも器用に飛んで入り込める…
捨てられた子猫時代の飢餓感から食への執念は凄まじく、常に私のそばで何かくれるのを待ち、私から貰えそうにないとキッチンで物色。
猫を追うより皿を引け
私の好きなことわざトップ3に入ります。
出費が嵩んでも
住んでから改装案を考える方が効率良いですね。
コ型にしてドアをつけ、リビング側のカウンターに窓を付けてアイランドにもできるよう考えました。
完全なる独立キッチンは、お運びが大変です。
現在、外出時は夫婦の寝室にネコを放り込んでいますが、改装後は夫婦の寝室はリビングの一角、よってフリーダムになるので、ネコ対策は必須、ネコ対策のための改装と言えるかも。
クローズドキッチンのすすめ
におい拡散対策
独立キッチンは、料理中の匂いが部屋中に広がらないのも利点です。
実家のダイニングキッチンは広く、私が閉め切っても、いつの間にか息子や夫がドアを開けっぱなして、家中に匂いが拡散…。何度言っても閉めない、閉めてもいつも少し空いてます。
今のマンションも半オープンキッチン、料理するたび匂いは玄関まで拡散します。なぜか玄関にキッチンと連動した換気口があり、何しても防ぎようがないという…
いつも料理の後の匂いが気になっていたので、独立キッチンは私の要求する形なのだと気づきました。
キッチン内はオープン収納へ
シンク下や収納は、猫対策のため、扉と引出しで完全にシャットアウトする予定でした。
そして、オープン収納を諦めるのは、家族にキッチンに立ってもらうのも諦めること…
息子には是非、キッチンに立つ大人になって欲しいと思っていましたので、希望が一つ失われたようでした。それをネコを飼ったばかりに…その原因である実母に対しても苛々しました。
また、一つの手間を面倒に思う私は、前回のオープン収納が快適だったことを思い出し、でも散々悩んで猫のためにクローズする事にしました。
が、キッチンを締め切るなら、収納を扉で塞ぐ必要もなくなります。
コ型案からクローズキッチンになりオープン収納へ
引出しはいくつか付けてもらいますが、メインの収納はオープンです。
キッチンカウンターの壁にも棚板を付けてもらう予定です。オープンキッチン案の時は、壁収納に扉を付けるか、猫が乗れないようギッチリ物を乗せるつもりでした。
クローズしたら、
一気に私の希望通りに事が運びました。
オープンキッチンの幻想
リビングを少しでも広くとオープンキッチンばかり頭にありましたが、クローズかオープンかの違いだけでキッチンに変わりなく、決してリビングが増えるわけではないのです。
逆にキッチンを封印すればごちゃつきが目立たず、疲れている時は片付け後回しにできる利点もあります。結果的に視覚がスッキリする分、リビングの印象は常に良いのではと。
リノベーション会社や施工会社は男性中心。
会社のコンセプトはオープンでシンプルな空間、施工例のキッチンもオープンばかり。
料理しながら片付けられる人ばかりじゃないし、
ご飯を食べて食器がいつまでも片付かないのもよくあること。整理整頓が得意な人ばかりじゃないし、インテリアのクオリティを保つには、キッチンの惨状は致命的です。
男性ばかりでは主婦目線での話は無理があるよね〜女性スタッフも気後れしてるし…。
オープンキッチンの成功体験しかないのか、その後の使用感を聞く機会がないのか、オープンキッチンで少しでもリビングを広く!とばかり言うのです。
私も言われるままキッチンはオープンの固定概念に囚われ、設計士もオープンキッチンが当然だと話が進んでたきらいがありました。
だけどうちにはうちの事情がある。
クローズしたらいろいろ吹っ切れました。
例えば、リビングに夫婦のベッドを置くのですが、オープンキッチンだと就寝時に落ち着かない気がするからと、稼働パーテーションや家具で仕切るとかの案を出され、かえって狭い雰囲気になりそうでは…と悶々と思っていました。
部屋を区切るか、キッチンを区切るか、どうせ区切るなら、後者の方が生活感は軽減化されると思います。
オープンキッチンの幻想に気付いてよかった!
もちろん、オープンキッチンに合う家庭もあると思います。
別宅は対面キッチンで、料理してお膳立てして、食べて片付けての一連の動作がスムーズで、ストレスフリー、夫も息子も手伝いやすいと言う利点ばかりです。
しかしながら我が家の日常ではクローズがベスト。
別宅はあくまでも非日常ですから。
そんな感じでキッチン案がまとまって、
やっと改装案決定も間近となりました。
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