ストウブ鍋は贅沢品?



先日Twitterを見ていたら某作家さんが「ルクを使ってる女性は〜」と聞き捨てならない発言をされていました。はたと考え、攻撃的な発言で興味を誘う戦略ではあるなと、すぐに思い至り、まともに受け取るのはやめました。


実は、ルクの鍋は持っていましたが、使いこなせずにオークションに出しました。それは夫の母から貰ったのですが、母も持て余していたらしく、母の鍋も一緒にオークションに出したのです。
買ってくださった方はかなりルクを使いこなしていて、安く落として貰えたので喜びのメッセージをいただき嬉しくなりました。

ル・クルーゼの鍋は高いです。
皆さん良いと言うので買おうか悩んだ時期もありましたが、値段がネックでした。
それで「みんな高い鍋を買えるなんて凄いな」と思っていたのです。
しばらくして母から貰って使ってみたら、私には宝の持ち腐れだと分かり、やっぱり買わなくて良かったんだ!とホッとしました。

次に母がストウブ20cmココット鍋をくれました。
某作家さんが同じくストウブも槍玉に挙げておられました。

母がルクと同じくたくさん買っていたので、一つあげると言うのです。興味があったし、使えなければオークションへ…でもルクよりも使いやすく、私にとても合っていたのです。


長年、鋳物鍋より重いセラミック土鍋を愛用していて、重さには耐性がありました。ルクやストウブも重いけれど、厚みはスマートなので、その土鍋よりも格段に扱いやすいと思います。
そしてセラミックの蒸し板がストウブにジャストフィットし、蒸し物もできるようになったので、セラミック土鍋を処分して、今はストウブを便利に使っています。

きっとルクやストウブは、貰わなければ一生使わずにいたと思います。廃番になったストウブのソースパンをメルカリで落としもしなかったと思います。
ストウブ似の安い鋳物のミニココットも良さが分からずきっと買わなかったでしょう。

使ってみて分かる事があるのです。
我が家の鋳物鍋3点は、使用頻度が高いので、無いと調理に困るかな?他の鍋で代用は無理かな?といったところです。


かの作家さんはルクやストウブは、金持ち西欧家庭の飾り用で使う前提で作られてない、ペラペラの日本住宅にも似合わないと言います。メーカーに失礼でもありますね…本当にそんな鍋ならメーカーとして成り立たないですよね。

しかしなぜレッテルを貼って人を貶めるような卑怯な真似を人気作家さんがなさるのか…宣伝戦略の為とは分かっていても、私も愛用しているので気分良くはありませんでした。何冊か買った事のある作家さんだったのですっかり著書の内容まで信用を失くしてしまいました。


某作家さんがお薦めのアルマイトの鍋…
果たして万人に使いやすいのでしょうか?
私は扱いが荒いので、すぐに凹ませてしまうでしょう。実は我が祖母が使っていて、かなりあちこち凹んでいたのを覚えています。
また大家族なら料理の量も多いので、鍋の軽さはありがたいでしょう。でも、少人数分ですと火の回りが早過ぎて困ることも多いのです。

上手に使いこなせての道具、人・家庭それぞれ。

適材適所。
人・料理に合った道具選ぶ。
料理の肝心要です。




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