赤紫蘇ジュース



今年は梅シロップ作りを量控えめにしたので
6月も終わる頃ですが、久しぶりに赤紫蘇ジュースを作りました。


いつもの産直市場で買った赤紫蘇は、茹でてみたものの色が薄く…1ℓのシロップをとりあえず仕上げましたが、納得いかず、近所の八百屋で買いなおして再挑戦。

今度は濃い紫色に仕上がって満足しました。

だけど2ℓの紫蘇ジュース原液、
多く作り過ぎてしまいました。
ゼリーにしたり、砂糖の代わりにも使おう。


recipe

赤紫蘇は葉だけ詰められたものを購入。茎があれば取り除いて、葉っぱを洗ったらサラダスピナーでよく水切りします。
特大のダンスクの陶器ボールにこんもりのこの量、
一瞬、怯みますね。


沸騰したお湯1ℓに赤紫蘇を入れていきますが、
2回に分けて煮出しました。
茹で時間は沸騰して5分ほど。
葉はザルに取り出して、
軽く箸などで押して絞ります。

2回目の茹で終わり後、氷砂糖を500g、穀物酢を大匙2くらい入れます。
氷砂糖が溶けるくらい火にかければ、酢の角も取れてコクが出ます。

赤紫蘇の茹で汁が黒っぽかったり色が薄くとも、
酸性のものを入れるとパッと綺麗な赤紫色に変わります。クエン酸、穀物酢、リンゴ酢、レモン果汁など。

梅シロップ作りで溶け残った氷砂糖を入れたら色が鮮やかになりました。梅もクエン酸たっぷりですから。

ただ、梅シロップと紫蘇シロップを半割で炭酸ジュースにしたら香りが相殺されて微妙でしたので、梅シロップをクエン酸の代わりにはしない方がいいかもしれません。

酸味が欲しい場合は、お酢の量を多くするそうですが、私はビタミンC粉末や柚子酢など使いきりたい酸味で後から添加、発色は穀物酢で低量にします。
後からその時の好みに合わせられるし、紫蘇風味を生かしたデザートや料理に重宝します。



瓶詰め作業

ガラス瓶で、蓋は金属製でないものが理想です。

長期保存しますので、清潔第一です。
ホワイトリカーなど高い度数のアルコールで中を消毒してから使うと安心です。
少量入れて、クルクル回しながら瓶内をアルコールで覆っていき、捨てます。アルコールが心配なら水で濯いでよく乾かします。
また、出来上がったシロップを少しクールダウンさせ、80℃くらいで瓶詰めすると更に安心です。

瓶に移す時は、慎重に。
シンクで作業すると安心でしょう。
レードル、茶漉し、ジョウゴを使って、瓶詰めしていきます。鍋から直接瓶に入れるのは危険なので、レードルで少しずつ、溢れさせないように気を付けます。

だいたい保存期間は冷蔵庫で半年が定説ですね。



IKEAのシロップ瓶に詰めました。
小さな瓶に詰めたら可愛い(^^)
IKEAのコルケンで150mlと500mlの瓶です。
梅シロップと合わせて何か統一したいなと、只今、考え中です。

梅シロップを大瓶に詰めていますが、
コルケン500mlで統一しようか考え中です。
まだ実家は飲み物専用の冷蔵庫があるので何とかなりますが、ゆくゆくは冷蔵庫1台にしたいので、保存食品のストレージは真剣に考えたいです。

真ん中はDAISOのウォーターボトル。四角いボディーで、冷蔵庫のボトルポケットにピタリと入るサイズが良いです。サンペレグリノの750㎖ボトルも入ります。ただ大きいので、しょっちゅう飲もうと思うには扱いづらい大きさです。残り少なくなってからがけっこう長く居座る存在になりがち…
500mlくらいが気軽かなと思っています。



ありがたい植物「紫蘇」

紫蘇は「蘇り」(よみがえり)の字が当てられています。大昔の中国、食中毒の治療で使われた紫蘇は、多くの命を救ったのだとか。

今でも漢方薬として蘇葉や蘇子の名で処方箋に名が並びます。

たくさん効能のある赤紫蘇ジュースは、
現代でも体調管理の優れものです。

第一に夏バテ予防。

赤紫蘇はポリフェノールが豊富で、紫のアントシアニンは有名ですね。活性酸素を抑制してくれるのであらゆる不調も予防できる優れた成分です。


ルテオリンというアレルギーを穏やかにしてくれる成分も最近注目されています。


身体には良いけれど大量の氷砂糖も使われていますので、飲み過ぎは身体を壊しそうです。




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