マイビンテージ



春物を見に行きました。
今まで贔屓にしていたお店も、素っ気ないデザイン、プリント物は少なくベーシックカラーが目立ち、簡単な縫製でできたエイジレスなデザインばかり。この感じならユニクロでいいかな?となってしまった。

プチプラ流行りからミニマム傾向へ、エイジレスで服も的が絞れず薄ぼんやり、私としては面白味のない時代と感じています…


マイビンテージ入りの予感がする服を見付けると嬉しくなります。
私はマイビンテージ服をストックしていて、長年けっこう活躍してくれる存在なのです。特に「マイビンテージ服があってよかった!」と思うここ10年です。



暖冬で、早々と春物へ意識はシフトしています。

New arrivalで買い足したプリントスカートです。サファリ柄だけど一見は幾何学主体でシックです。
ウエストはゴム。試着室で胸まで上げるとワンピースにもなるちょうど良いギャザーでした。夏に活用できそう。

オールシーズンOKとタグにありましたが、冬場は寒そうです。2月でも見掛ける寒そうなシフォンスカート…季節感もレスになってきたのは温暖化が原因?


カーキー色の服や小物は、つい買ってしまう。
持ち手がゴールドのIVYテープが上品、好きな取り合わせ。
でも、去年夏頃から悩んでいたのですが…まだ売れ残っていて、それでもプロパーでしたが、諦めきれずに購入したのでした。


カーキーに心動いて、フランクエリンのシャツを購入しました。なんでもないシャツに2万円は高いと思いつつ、生地のくたり感が気持ち良いのです。濃い目のカーキーでしたが、薄地なので着ると丁度いいトーンになりました。
若い世代のメーカーだし…と気後れしつつ一年前に勧められて試着してみると、サイズと形、布地を選べば身体に馴染むので、遅まきながらファンになりました。たくさんの展開あるシャツだから、かえって自分の一枚が見付けられたのでした。




そして、迷っていたセーターが50%OFFになっていました。更に、2枚の服を買うと20%OFFしてくれるので60%OFFになりました。
イギリスのシェットランド島のニットメーカーJAMIESON’Sのもので、DOORSオーダーのニットベストです。ちょっと可愛らしい配色で3万円ほどでしたので冒険するには…と悩んでいました。saleで12000円くらい、それならばと。お婆ちゃんになっても可愛いかな?と夢ですが。
また、春先の寒い日に活躍してくれそうです。







自分の好きな服やコーディネートがお洒落になる時代が来ていると思います。他人から見てではなく、自分がお洒落に感じるかどうか。

もう流行は20世紀に出尽くし、リバイバルは何度も繰り返し、人は流行に飽きてきたのです。
今年の流行を検索しても、ここずっとファッションを牽引できていない印象です。

50年のお洒落遍歴を経た人たちは70代で、シニアコーディネート本がたくさん出てきたのも当然の流れです。流行を率先してきた年代ですから、その方達が、自分の好きな服を胸張って着こなしていらっしゃる。とても素敵です。


自分が好きかどうかでお洒落ができる時代は楽しい。





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徒然なる暮らしのことを…

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