貝殻屋さんへ
毎年忙しい7月は、夏休み突入すると更に忙しい。そして急に決まった引越し(また引越し…)、忙しいは心を亡くすと書くけれど、本当にそんな感じの忙しさ。旅行しても家のことが気掛かりで、気忙しいのです。
そんな中で、私が一番楽しかった最近の出来事は、貝殻屋さんへ行ったこと。本当はお土産物屋さんだけど、長い年月をかけて貝殻が主になってしまったとか。
旅館街の参道に並ぶ土産物屋の一軒を探すのに苦労しましたが、どこの店も照明が点いていなくて、開いてるのか閉まっているのか…土曜日なのに。
やっと見つけて、おずおずと店へ入ると、年配の女性が出てきました。そして、テンションの上がった私達は「買い物客」と判断されたのか、照明をつけてくれました(笑)
実は、お店の看板がなく、注連縄の右隣にある表札が看板?のようで「西修商店」と書いてありました。通りで、ネットで情報がほとんど出てこないはず…
貝殻っていつの頃からか海に落ちていません。シーグラスもぜんぜんありませんよね。値段も付かない物がいつのまにか高級品に…
気に入った柄の出かたをしている貝殻を選ぶ時は真剣そのもの。
息子は古代のサメの歯の化石や、物凄く長いトゲが出た貝を買っていました。
夫はオウム貝を2個も買っていた…
このお店にはまだ巣立ち前のツバメの雛が居ました。2つあって、1つは巣立ったばかりだそうです。お店の中に巣がありますが、オーナーさんが綺麗好きなようで、ツバメの巣の下には糞用の新聞紙が敷いてありましたが、しょっ中換えているようで、物凄く綺麗でした。店内には埃1つなく、ガラスもピカピカ、貝殻も整然と並べられ、ちょっとその商いスタイルに感動しました。
夫が私のために好きそうだからと行ってくれた貝殻屋さん(息子も夫も好きなんですが)、小一時間の私の息抜きでしたが、とても嬉しく楽しかったです!
でも…買った貝殻をまだパッケージから出せてもいません。自宅も引越し先(夫の実家)も片付かず、繊細な貝殻を割らないように、落ち着いてから開けようとなりました。残念。
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