ビンテージ和食器
ネット骨董屋さんで久々に器を買いました。
1年以上前に欲しい大皿を見つけて、度々覗いてはまだ売れてないなぁ〜と思いつつ他のも物色。
今、欲しい出物がたくさんあって、思い切ってポチしました!
八角の大皿、明治前期。柄違いでいろいろあるのですが、この全面に描き込まれた線画と適当なベロ藍の花の絵がツボです。
金魚が可愛いなます皿、
赤絵の平皿、
団扇に和歌の大鉢。
あまり統一感がありませんが、この時代の手彩はおおらかで下手絵が良いんです。
呉須の6寸鉢、うどんやラーメンにちょうどいい。
雀のイラスト、けっこう上手な方(笑)
笹に雀って好きな組み合わせ。
赤絵にも雀が居て「え?」って感じ。
まわりの松竹梅も適当(笑)
ビンテージ=かなり前の中古品ですので、興味は分かれます。
私はあまり気にならないので、骨董うつわも食卓に使いますし、夫も平気のようで何も言いません。
普段使いするので、よく使う形やサイズで偏ります。
買わないのは、骨董で人気の蕎麦猪口や豆皿。
お茶を淹れて飲まない、蕎麦つゆは大きめ小鉢に入れるので、使い道が無いのです。作家物でいろいろ持ってますが、本当に使わない!
小皿は料理中にも使うので揃った白皿や小さな小皿を食卓にもそのまま使うことが多いです。
わざわざの小皿は、和菓子をいただく時くらい。
なのでちょっといい小皿はほぼ出番がありません。
よく使ううつわは「なます皿」です。
ちょっとしたおかずに何か入れ物を〜という時にいつも手が延びます。適度に浅い鉢のようで、包容力があるのです。なます皿という通り、酢の物を入れる皿です。お刺身やポテトサラダ、大皿料理に添える副菜を盛り付けるのに重宝します。
何かひとつ骨董器を買うとしたらなます皿を勧めています。小鉢や平皿は人数分欲しいところですが、なます皿は一つだけでも使い道があるので、試しに買うのに丁度いいのです。小ぶりなので持ち帰るのにも苦労無し。
なます皿は他よりけっこう安価で、面白い絵柄も多く、たくさん出回っています。私も揃いで買わず、一つずつ集めています。
6〜7寸の鉢もよく使います。
いろんな鉢があるので、その人その時に合わせてうどんやラーメンに、サラダボールにしたり、水餃子、どんと唐揚げを、肉じゃがを盛り付けたり、使い道が多いです。
今回は江戸後期〜明治初期あたりのうつわを入手しました。昭和初期あたりの逆輸入のノリタケや日本陶器も好きです。どこか北欧チックで、それもそのはず、元々は日本を参考にしてデザインし出したそうなのです。
骨董陶器と洋食器がなんとなく合うのも、元々互換性があったからなのだと思います。
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