ネコの病気



ネコは保護当時から寄生虫感染の下痢で体調が優れず、虫下しのお薬で寄生虫は駆除されましたが、今度は毎日排便がないことを気にしていました。

また度々の四肢異常を診てもらうため、病院でレントゲンを撮ってもらうと、骨盤狭窄が便秘症の原因で、成長のピーク11月頃になっても便秘が酷いなら手術をと勧められました。

脊柱の最下方の2つ分に歪みもあって奇形と診断、こちらは一生付き合っていかねばならないと言われ非常に憂鬱です。
無理して走ろうとしたり高めの段差を降りたりすると、ギックリ腰のようにピキッときて痛むようで、そうなると3日は歩行困難になります。歩けるようにはなるのですが、子猫なので遊びたい盛り、すぐ無理して寝込むの繰り返しでとても可哀想です。

最初はベンガル特有の特発性多発神経根障害を疑っていたのは前脚にも症状が出るからで、背骨の奇形は、上皮小体機能亢進症という成長の不具合で起こる症状も考えられます。

特発性多発神経根障害
中枢神経である脊髄からムカデの足のように出ている脊髄神経の束(神経根)で原因不明の炎症などによる障害が起こり、歩様障害や四肢のしびれなどの症状が現れる病気、1〜2歳未満の若いベンガルに多い

上皮小体機能亢進症
上皮小体(体内のカルシウムやリンのバランスを調節するところ)の機能が必要以上に活発になり、骨がもろくなる病気、カルシウム・リン酸過剰・ビタミンDの不足(日光浴)など、生後2ヶ月頃の栄養事情が原因とされる


手作りフードの見直しと日光浴を増やし、ワンコに与えている手羽先を1日に一回与えています。
手作りフードは、発酵野菜粉末とビタミンDの粉末を追加。
マグフォスというレメディを水に溶かしてスポイトで与えています。お水を飲みに行く気力もないので水分補給も兼ねて。
近々、ペットも診れる体術専門家に相談する予定です。


やれる事はやって1年は成長を見守り、初潮をきっちり迎えてから、今後の事は考えようと思います。
やはり成長にはホルモンが重要ですから、避妊手術も骨盤狭窄の経過と一緒に考える予定です。


ネコ的には…

猫が痛みをかかえている顔が右のネコだそうです。
我が家のネコの表情は左ですから、何かの時に一瞬の痛みはあるものの、ニャッ!と叫び声は上げますが、その後はジッとしていたら痛みは無いようです。

痛んだ最初は一切動けないので、トイレは抱きかかえて連れて行き、1日経つと自分で歩いて行ってます。
排便は今のところ2〜3日に一度で、量が少ないのは炭水化物抜きフードゆえ、獣医師は一般の固形フードを想定された診断でしょうから、自己判断も必要だなと思っています。


感染症の検査結果

ついでに腸コロナ・白血病・肺ガンの検査をしました。結果はすべて陰性!保護猫なので覚悟していましたが、体に奇形はあるものの、感染症が無いのは一番安心しました。

過去に腸コロナでネコを7歳で亡くしており、闘病は精神的に非常に辛いものでした。しばらく「胸にぽっかりと穴の空いた」状態で、本当に穴が開いた感じでした。


旅行中は…

先日、別宅に犬ネコ2匹を伴って行ってきました。
ネコの不調がなければ、今後は妹の家に預ける予定でした。犬がネコを怖がっていて、それは山猫の遺伝子を恐れてなのか…別宅はリビングにと窓の無い和室のみで、犬ネコの住み分けが難しく、犬のストレスを考えると預けるのが得策。
でもネコの状態が心配で、置いては行けません。
今回は2泊の短い予定でしたので、試しに思い切って連れて行きました。

元々別宅では、犬はキッチンに居てもらって、ワイヤーラックでリビングに出てこられないようにしています(マーキングするので…)犬はキッチンが自分のテリトリーで、私がいつもいるので落ち着くようです。

そしてネコはリビングでフリー、実際にはほぼ動けませんのでソファで寝てばかりいます。

私達が在宅の時は、いつもは犬が出せ出せとうるさく、一緒にソファでくつろいでいるのですが、ネコが居るので、一切、キッチンから出たがらず、今回は息子もいないし(妹宅にお泊り)、かなりゆったりとした別宅ライフでした!なのに2泊だけなんて!

ネコも別宅は過ごしやすかったようで、自宅に帰ってきた途端にまたグキッとさせてしまい、早々に寝込んでいます。自宅は身体に負担がかかる環境で良くないのかもしれません。今後の課題です。


動いても途中でゴロンと寝転がってます。


思いがけず預かり予定だった子猫が、我が宅のペットとして加わり、いろいろ問題があれど、なんとなくどう生活していくかは先が見えてきました。
私達が頑張って、ネコの一生を少しでも楽しく快適に送れるよう、やっていこうと思います。






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徒然なる暮らしのことを…

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